もっと詳しく!はんだ付けを学ぶ理想のはんだ付け

理想のはんだ付け

理想のはんだ付けとは?

なめらかな傾斜のある理想のはんだ付け

富士山のすそ野のように、なめらかな傾斜がある状態が理想とされます。

このようなはんだ付けをするには、接合部をきれいにした上で、はんだこてをあて、適切な時間加熱し、はんだを適量送らなければいけません。

理想のはんだ付け

大きな金属と小さな金属では、小さな金属のほうが早く加熱されます。また、はんだは温度が高いほうに流れる性質を持っています。はんだ付けを上手にするには、この性質を利用します。

最初から上手にできるものではありません。たくさんはんだ付けして、失敗しながら上達していきましょう!

初めてでも簡単!はんだ付け手順

Step1

電源を入れ、こて先をあたためます。

こて台に置いてこて先をあたためる

安全のためこて台に置いて待ちます。

ニクロムヒーターのはんだこては、ゆっくりとこて先温度が上がっていきます。5分以上は待ちましょう。

Step2

こて先に少しだけはんだを送ります。

こて先に少しはんだを送る

はんだの皮膜がこて先の酸化を防止します。

Step3

こて先をクリーニングします。

こて先をクリーニングする

こて先をクリーニングするタイミングは、はんだ付け直前です。

Step4

接合部をあたためます。

接合部をあたためる
Step5

はんだを送ります。

はんだを送る
Step6

はんだを離します。

はんだを離す
Step7

はんだこてを離します。

はんだこてを離す