もっと詳しく!はんだ付けを学ぶはんだ付けの失敗例
失敗例の原因と対策
失敗例1
はんだ不足
- 原因
- 送るはんだの量が少ない。
ランドやリード線が汚れている。 - 対策
- 送るはんだの量を多くする。
アルコールやフラックスで洗浄する。
失敗例2
はんだ過多
- 原因
- 送るはんだの量が多い。
- 対策
- 送るはんだの量を少なくする。
失敗例3
オーバーヒート
表面にはまったくツヤがない状態。
接合部分の強度が弱くなります。
- 原因
- こて先の温度が高い。
加熱する時間が長い。
何度もはんだ付けし直ししている。 - 対策
- 加熱する時間を短くする。
失敗例4
ツララ
角のようにはんだが立った状態。
フラックスがとんでしまっています。
- 原因
- こて先の温度が高い。
はんだこてを離すタイミングが遅い。 - 対策
- 加熱する時間を短くする。
失敗例5
フラックス残り
フラックスが炭化している状態。
- 原因
- こて先の温度が高い。
- 対策
- 加熱する時間を短くする。
失敗例6
パターンはがれ
高温によりパターンがはがれた状態。
- 原因
- 加熱する時間が長い。
- 対策
- 加熱する時間を短くする。
失敗例7
ブリッジ
はんだがリードの間にながれ、ショートしている状態。
- 原因
- はんだを送る量が多い。
- 対策
- 送るはんだの量を少なくする。